よふかし便の美味しい物添え

拝啓、このお手紙を広げてくださった読者様へ。おしゃべりなだけのどこにでもいるオタクより。

one black

 

 

ポエマーオタクのどっちつかずな長ったらしい戯言です。


飛行機の中でこれを書いています。明日から私は1年間留学に出掛けるので、長い長い移動時間何をしようかと思ったら一番に今の気持ちを残しておこうと思い至りました。


1月16日に学校から帰ってきて携帯を開いたら、友人の8号車から怒涛の着信履歴が残っていたのをよく覚えています。
あの日からあっという間だったような長かったような。
私生活が多忙だったこともあり早く感じることのほうが多かったかもしれません。
それでも、三ヶ月とは思えないほどたくさん泣いたのは確かです。自分でも笑っちゃうくらい。
さっきもPrizmaX兄さんのsomedayを聞きながら泣きました。乗り物に乗ると不思議なことに感傷的になってしまうんですよね。私だけかな。スーパードライ人間の割に推しに対しては涙腺が馬鹿なのでね。


でも発表を受けた瞬間は泣かなかったんだよなぁ。
友達から大丈夫?って心配されて、ああ現実なんだってじわじわ理解して。
そしてタカシくんのブログを読んで初めてぼろぼろ泣きました。


『ただ本音を言うともう一度超特急として2人でうたいたかった』


5人のメインダンサー、2人のバックボーカルだった超特急で、この感情を抱いたのはタカシくんだけ。
この文を読んだとき、まず最初になんでって思いました。
なんであの人はみんな置いてっちゃったんだろうなと。
大好きだから離れるって、分かるようで分らない矛盾を盾にしたのなら、もっと納得せざるを得ないような説明が欲しかった。それか引き止めるのも申し訳ないくらい前向きな挨拶。


LazyBearの歌詞を見て余計に分からなくなった。BeautifulChaserのニコ生でクマイチっていじられていた事や、愛す。で僕はシロクマで〜すと手を上げていたのを思い出してまた泣きました。
なまけ者のくまは関西弁で歌うんだそう。ここまで来ると匂わせどころの話じゃない。
『だからさあ なあ なんかいってや 嘘だっていいから』って、それはこっちのセリフだよ。


いつまで経ってもどうして、と悲しいと悔しいと寂しいと、これから自分はどうしようばかりがぐるぐる回って、超特急の歌を聞いては泣いてばかりいました。
新しい情報が出るたび、超特急可愛いな、かっこいいな、すごいなって思ったあとすぐに浮かんでくる「なんでコーイチさんいないんだろう」という悲しいわがまま。


こんなに苦しまなくちゃいけないのなら、コーイチさん、もしくは超特急を推してさえいなければなぁと一度も思わなかったと言えば嘘になります。
推しがいなくなってしまったのにこんなに必死に超特急に縋ろうとしていた理由は自分でも良くわかっていないのですが、確実なのは超特急がめちゃくちゃ好きだからと、単推しじゃ無かったということ。


プロフィールにもあるように、私はコーイチさん、カイさんよりの箱推しです。
珍しい組み合わせだねって言われるし、カイさんは分かるけどコーイチさん推しになったの意外だとも言われます。
確かに今までの推し傾向的に言えばカイくんっぽいなと思います。人懐っこい自信家が好きなので。


純粋に歌が好きなんだと思います。歌ってる時の表情や歌に対する姿勢や彼が作る歌が好き。
そこから超特急メンバーと関わっている所も見て、余計に好きになったんだと思ってます。
メンバーとわーきゃーしてるコーイチさんが一番可愛くて彼らしくて好きなんです。だから気付いたら推してた。


年下組がちょっとおびえてる(ように見える)稜海を遠慮なくいじり倒すのはいつもコーイチさんで、タクヤさんを可愛い可愛いって一番言うのもコーイチさんで、ユーユーがおるとうるさいけどおらんと寂しいなぁとかツンデレみたいなこと言うのもコーイチさんで、タカシくんの小ボケや小ツッコミを逐一拾っていたのもコーイチさんで。

逆に、稜海はMC中にぽけーっとしてるコーイチさんに突然話をぶん投げたり、ユーユーは時たま自由すぎるコーイチさんを叱ってくれたり、タクヤさんとタカシくんはコーイチさんのボケを細かく拾い返してくれてた。

自分の話をあまりしない彼が、メンバーと関わる中でぽろっと見せてくれる『コーイチ』や『吉野晃一』が大好きで、一緒に笑ってるメンバーが大好きで、7人の超特急が大好きで、だから純粋に、ただ単純に、離れ離れの姿を見るのが寂しかった。今も寂しい。


6人を否定する訳では決してなく、それでも7人の超特急が大好きだったから、大好きな人が急にメンバーの中で無かったことにされるのが一番悔しいし悲しい。
公式の情報から、コールの中から、オタクの中から、少しずつコーイチさんがいなくなってしまってしまうのはもちろん悲しい。寂しい。

けどなにより私の中では、大好きな人達の中から、大好きな人の存在が無かったことにされたり、名前や存在が互いにNGになってしまう方がよっぽど辛い。
だから私としてはFCイベで6人が「コーイチ」や「7人」を声に出してくれたことが本当に嬉しかったです。
例えそれがエゴサーチによるものだとしても、NGワードじゃないことがわかったから少し心が軽くなった。
超特急公式のみんな〜!今日も元気にエゴサしてる〜!?吉野晃一さんに楽曲提供してもらって〜!!いえ〜!!(泣)
同時にユースケくんとユーキさんの言葉が重たくて苦しくてまた泣きました。情緒不安定も甚だしい。

 

ただ6人も吉野晃一さんも幸せになってほしいのは確かです。

でも本当は、7人で幸せになってほしかったなって思うんです。


寂しいなって事の次にコーイチさんに思うことは、ユーキさんと同じく「ばかやろう」。

まず勝手に大阪城ホールでのライブをラストにするんじゃないよって思う。
私はあの日のfanfareが大好きで大嫌いです。あの中には私が好きな超特急がぎゅっと詰まってるから。今となっては見るのが辛すぎて半分トラウマになってしまった。
冒頭のふなよしの絶妙なやり取りとか、カイさんとコーイチさんのペアダンスを見て優しく笑うタクヤさんとか、ぐしゃぐしゃって頭を撫ぜるユーキさんの目の力強さとか、終わり際真っ先にコーイチさんに駆け寄るユースケくんとか、いつのfanfareよりも高らかに歌ったタカシくんとか。
知ってますか、あのカイさんとコーイチさんのペアダンス、いつもコーイチさん恥ずかしいのか知らないけどちらっとしかカイさんの顔見ないんですよ。ネバギバでカンチョーまでしてるくせに。それがしっかり見つめ合ってさ、手まで繋いじゃってさ。可愛いかったな。大好きだったな、あそこ。

なによりその時のコーイチさんの涙は、Synchonismの時のような、彼の歌に対するプライドがそうさせたような、切ないし苦しいけどカッコいい、彼らしい涙だと思ってたんですよね。
違ったのかな。もうあの日、彼の心は決まっていたのかな。
もしそうなのだとしたら、その結果が今なら、ありふれた日常が奇跡になんて変わらなくても良かったよって思ってしまう私は、冷たい奴だな。

それに「超特急なら大丈夫」って言った事に対してもふつふつと怒ってます。お前が言うんじゃ無いよって。
じゃあ超特急・コーイチに対する大好きはどこに葬れば良いんだよ。
貴方を推してた人間は何も大丈夫じゃないよって。
突き放すわけでもなく、ちゃんと説明をくれるわけでもなく、大好きだよばいばいってそれで終わりって、そんなのずるいでしょ。
どうせならめちゃめちゃに突き放して嫌いにさせて欲しかった。
「君の事が大好きだけど、君にはもっと幸せにしてくれる人がいると思うから別れよう」って言う都合のいいホストみたいなこと言ってんじゃないよ(偏見of偏見)。


なによりずっと、この先間違いなく怒り続けるだろうなと思っていることが一つあります。
「俺には歌しかない」って歌った吉野さん!
それ超特急6人の前で本当に歌えますか!
1号車だったあなたには!
忘れるわけないですって言ってくれる2号車も!!
代わりに色んな場面でたくさん説明してくれた3号車も!!!
自分の事じゃないのにたくさん謝ってくれた4号車も!!!!
ばかだって泣いて怒ってくれる5号車も!!!!!
それでも大好きだって言ってくれる6号車も!!!!!!
もう一度一緒に超特急として歌いたかったって言ってくれる7号車もいるんだよ!!!!!!!
歌しかないわけないでしょ!
ばーーーーーーか!!!!!愛されてるっていい加減気付けーーーーーー!!!!!ちゃんと6人と話せーーーーーーーーーーーー!!!!!!


だらだら書きましたが、ごちゃごちゃしてる中で一番軸の部分を書いただけで、自分がこれからどうなるかは自分でも全く分かりません。
超特急も吉野晃一も推し続けるのか、どちらかを推すのか、どっちも推さないのか。
でもそれは、やっぱりカイさんもブログで言っていたとおり、両方の現場に行ってみないと分からないんだろうなと。そしてそれができるのは早くて1年後。長いなぁ。
でもそれだけ心の準備ができるのはいい事かもしれない。
その間たくさん寂しいと思うだろうし、腹が立つなと思うかもしれない。
それならその時に嫌えばいいかと思う余裕は出てきました。いや、四六時中考えてるのに疲れただけかもしれないけど。
今こうして辛いし寂しいのは、超特急もコーイチさんも吉野晃一も好きだからで、今はそれに甘んじていようかな。
ちっぽけなオタクが立ち止まって後ろを振り返ってたとしても、超特急は変わらず進んでいくだろうしな。
追いかけようと心に決めたときには、その時頑張って走ろう。
今思えば、歴代の推し全員に振り回されなかったことなんか無いな。オタクだなぁ。


そろそろ起きてるのが辛い。撮り溜めたスクランブル特急でも聞きながら寝ようかな。また泣いちゃうかもな。
長々とお付き合いありがとうございました。


最後にコーイチさん、もとい吉野晃一さん。
私が最近一番良く思い出すのは、Trans Nippon Expressのコーイチさん誕生日の日の公演の事です。

「黒がええよ」

って言ってくれた事、すごくすごく嬉しかったです。
正直黒のペンライトなんて見えてないだろうとどこかで思っていたから。
コーイチさん、私もね、黒がええんですよ。
これからも黒を振りたかったんですよ。本当はね。


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