よふかし便の美味しい物添え

拝啓、このお手紙を広げてくださった読者様へ。おしゃべりなだけのどこにでもいるオタクより。

まあ要するにそばにいたい


どうもこんにちは。海外留学来て38度7分の熱出してる大馬鹿野郎です。
そんなこたぁどうでもいいんだ(よくないです、ちゃんと休んで勉強します)。私が今回喋りたいことは違うんだ。

 

先日「6人と向き合えないなら下車」ってちょっと騒ぎになりましたね。
その発言に悲しんでる人もいたし怒ってる人もいた。私も色々考えた上で悲しいとも思うし怒りだって湧いてくるけど、その発言を目にしたとき一番に感じたのは驚きでした。ただ単純にびっくりした。

 

えっ世知辛!コーイチ推し生き辛!!推しが突然消えた上に下車のタイミングまで周りにあーだこーだ言われなきゃいけないの!?一部の新規に推しは不要だとか言われるし黒振るなとかも言われるし、もうちょっと世界コーイチ推しに優しくてもよくない!?

 

下車できる人はもうしてるし、周りから言われなくたって下車できるものならとっくにしてる。
毎日辛いよ、しんどいよ、苦しいよ。なんで辞めたんだろうって1日に何回も何回も思うし、全然姿見せてくれなくて不安だし。PAPAPAPA JUMPERSみたいなハイテンションな歌聞いてもそっちは最近どうだい?辺りで、もうすでにこっちのセリフだわ…って通夜みたいなテンションになるし。Refrainなんか聞いた時はたまったもんじゃないよ。死因:推し脱退の謎って遺書に書き残して川に飛び込んでやろうかって思うよ(良い子は真似しないでね)。


それもこれも超特急が好きだからで、コーイチが好きだから。超特急がもう好きじゃなかったら、推しの不在を悲しんだりしないし、コーイチがもう好きじゃなかったら、とっくに推し変して別色のペンライト振ってる。
なによりも私は純粋に応援できない自分が不甲斐なくて情けなくて一番嫌、苦しい。超特急はすごい。どんどん大きな会場抑えて、どんどん高みを目指してく。でもその広い広いステージに、推しはいないんだって考えたら、どうしようもない気持ちになる。今超特急がやってることはコーイチさんがやりたくなかったことなのかな。コーイチさんがいたらできなかったことなのかな。コーイチさんがいなくても成立するよね、そうだよねって。考え出したらきりがない。
6人になってメディアでの露出も増えて、色んな写真がネットに上がるようになって、かっこいいな可愛いなって思うのと同時に、ここにコーイチさんいたらなって思ってしまう。なんで今何だろうって拗ねちゃう。
「6人になって成長した」「6人になって絆が深まった」って言葉を目にするたび、じゃあそのもう1人だったコーイチさんはいらなかったの?6人の成長を、絆を邪魔する存在だったの?と思ってしまう。そんなはずないのに。そんなはずないって信じていいはずなのに。どうしようもない。

それでも6人の超特急も好き。a kind of loveは最近よく聞く曲のプレイリストに入ってるし、Party Makerやっと見たよ。タカシ君すごくかっこよかった。相変わらずカイさんはカメラを見下ろす時の表情と笑顔の温度差が激しくて大好きだったなぁ。あれだから私今風邪引いてるのかな(違います)。

 

辛くても追いかけてるのは、追いかけてても辛くなっちゃうのは、超特急が大好きでこれからも応援したくて、でもやっぱり推しがいないと寂しいからだよ。好きな人が好きな人達の輪の中にいない、寂しい。超シンプル。それって悪いことなの?そんなに早く押し殺さなきゃいけない感情?突然過去形でいなくなったことだけ教えられて、それだけでコーイチ推しの人格も7人が好きな人格も殺せって?
そう言うんだったら、超特急1号車お父さん担当バックボーカルのコーイチと7人の超特急にちゃんと『ありがとう』も『さよなら』も言える舞台を用意してよ。黒色のペンライトをこれが最後だって噛み締めながら振れる機会を作ってよ。5ヶ月もあったけど、なに一つ用意されなかったよ。待ってたのは6人の舞台と、ほんのひと握りの人しか行けなかった1人の舞台だけだったよ。
年始の城ホを見て、FLTでも泣いたしStarlightでも泣いたしfanfareでも泣いたよ。けどその時の涙は別れを惜しむものじゃなかった。7人が素敵だったから感動したものだった。推しの理由の掴めない涙が辛くて溢れたものだった。これで最後だって分かってたら、もっと別の意味で泣けるはずだった。

 

そういう風な終わらせ方をしたのが推しだって事も重々承知してる。ちゃんとわかってる。だから彼にも怒ってる人格はちゃんといる。コーイチさんが辞めなければ、もしくはもう少し違うやめ方だったなら起こらなかっただろうなって論争もたくさんある。
他でもない推しが、コーイチが、もしくは吉野晃一が決めたことだけど、散々大好きだのなんだの言っておいて『方向性の違い』ってだけで片付けられた終わり方は、一生納得なんてできない。したくない。なんでなんでって気が済むまで言い続けるし思い続ける。そんなすぐ前なんて向けないよ。戻ってきてって言っちゃうよ。だってなにも分かんないよ。嘘つくならもう少し上手にやってよ。なんにも腑に落ちないよ。
だってこんなになにもない状態で納得したら、成仏したら、散々言ってきた「好きだ!」って気持ちはなんになるの。遅れてでも遠くからでも、彼の歌が聞きたいって会場に飛び込んだ時間はなんだったの。
カイさんといると悪戯っ子の5歳になるコーイチさんも、リョウガさんといると好きな子にちょっかいかける小学男児みたいになるコーイチさんも、タクヤさんといるとがっつりオフモードに入ってしまうコーイチさんも、ユーキさんといるといつもより輩感増すコーイチさんも、ユースケ君といるとお兄ちゃんになったり甘えたになったりするコーイチさんも、タカシ君といると過保護なパパになったり急に5歳になったりするコーイチさんも全部好き!なんか幼児化しすぎな気がするけどそこが好き!メンバーといるとポンコツになっちゃうコーイチさんが好き!この先見られないなんてやだ!!わがまま言うなって言うならなんで取り上げるのか説明しろぉ!
超特急はすごいから、6人でも大丈夫かもしれない。でも貴方を推してたコーイチ推しはなにも大丈夫じゃない。少しも大丈夫じゃない。

 

わがままだから目を閉じただけじゃclose to youにはならないし、1!で何色よりも先に黒を掲げたいし、こんなにドキドキしてるのは推しのせいがいいし、私の推しがNo.1だって叫びたい。
summer loveのやでよし背中合わせ合わせだって今年の夏更新されるのが楽しみだったし、塩昆布のone lifeのかわいいやり取りが忘れられなくて、いちごのkiss me babyが変幻自在っぷりをまだまだ見たいし、親子のNo.1カッコつけシーンだって、ふなよしの走れ超特急で見せたおふざけも無くなっちゃったのが本当に本当に寂しくて、fanfareのカイさんとのペアダンスだってずっと見たい。これからも見たい。
新しく作り替えられた振りも、今までを覆すような出来なのかもしれない。超特急ならそうなんだろうと思う。それでも寂しいよ。ずっと寂しいよ。

 

質問BOXでも聞かれたけど、私は次の現場で黒のペンライト振るつもりです。ピンクと青と一緒に。申し訳無くなっちゃうと思うから、途中で消しちゃうかもしれないし、たぶんその日を最後にする。それでもいいってくらい後悔ないように振る。
そもそも黒ペンラを振っちゃ駄目って話はどこから来たんだろう。
振れない人は振ってないし、振ってる人はそれがその人の答えなんだと思うけどな。
それに黒って見え辛いんですわ!近くで見ないと分かんないし!光ったら黒に見えないし!これ言い訳とか自傷とかじゃなくステージに立って見てた本人が言ってた事ですから!光ったら白ですね(笑)って!ちくしょう!そんなところが好きだ!
超特急にとってペンライトって、貴方を推してる人がここにちゃんといるよって、言うなれば推しを照らすものじゃないですか。
でも今の私達にはいないよ。照らしたかった人はいないよ。黒振ったって答えてくれる推しはいないよ。
それでも振るんだよ。それにはその人のその人なりの答えがあるんじゃないの。それを無下にする権利が、当事者でもステージに立つ彼らでもない第三者にあるのかな。
というか!お金払ってグッツ買ってまでしてそんな見え辛い色注視してうわあの人黒振ってる…ってなる暇あったら手元の推し色ペンライト振ってそれで応援してる推しのこと見てなよ!そこにその人いつまでいてくれるか分かんないよ!ステージに推しがいてパフォーマンスするのってめちゃくちゃ贅沢で凄いことなんだよ!その幸せ噛み締めときなよ!自分の推しは脱退するわけないって!?私だってそう思ってたよ!!