よふかし便の美味しい物添え

拝啓、このお手紙を広げてくださった読者様へ。おしゃべりなだけのどこにでもいるオタクより。

おわりとはじまり



Revolución viva最高だったな〜〜〜〜〜!!!!!

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お久しぶりです。
Twitterにいたりいなかったりなこの約1年間、もう絶対無理!!!!グループ推せない!!!!!怖い無理!!!!!と喚き散らす妖怪鬱オタク(私)を救おうと熱心に布教してくれた友達や後輩ちゃんのおかげで新しい推しとも出会い、1年間の留学から日本に無事帰ってそのまま受験生になり、急に思い立って親にも友達にも言わないで受験勉強期間に吉野さんのライブに参加してしまったりして、なかなか濃い毎日を過ごしていました。


少しだけ吉野さんのライブのお話を。
「友達と気分転換に日帰り旅行行ってくる!」と行って奈良まで行って鹿に鹿せんべいやりながらライブ会場に向かいました。お母さんへ、嘘ついてごめんなさい。ちゃんと大学合格したから許してください。
接触に行ったことのない自分にとって、超特急の頃からは想像できないほどの近さで見ることができた吉野さんは、キラキラお洒落なシンガーソングライターというより、よく笑う歌の上手な兄ちゃん、と言う感じでした。
ライブやイベントなど、推しに“生”を感じるとすぐに泣いてしまうオタクなのに、不思議と涙は出てこなくて、自分でも戸惑いました(泣かないと戸惑うってなに?)。本当のところはわからないけど、悲しむのはもう疲れたのかもしれないというのが、一番しっくりくる表現だと思っています。相変わらず歌が上手くて、大好きで大好きで悔しかった。
ただ笑い方や歌う時の癖にふとコーイチを感じる時があって、その時はぐっと苦しくなりました。そうか〜そうだよな〜としんみり思いながら彼が書いた、彼が歌いたいという歌を聞いて、気付いたら帰りの電車でした。帰りの電車でやっと7人の超特急がもういないこと、大好きだったコーイチさんはもういないことをしみじみと感じて泣いてしまったけど、すぐに疲れて寝ちゃいました。
コーイチさんに未練は無いと言ったら嘘になるけど、元気に歌を歌って幸せならそれでいいな、と吉野さんにはもうその日きっぱり整理をつけることができたと思います。
ありがとう、貴方の歌声が世界で一番大好きだったよ。

グループを離れていった彼らも、なんだかんだ幸せそうにしていますね。根性悪くそれになんだかモヤモヤしてしまう自分がいますが、そういう時は見て見ぬふりをする事が大事だなと思うようになりました。
好きな人の幸せで傷付く必要なんてないんですよ。
悲しい事は目をそらしたって悲しいから、それで十分なんです。わざわざ直視する必要なんてないんですよ。
取捨選択!頑張ろうな、私!(自己暗示)


そして今年の1/5。やっと超特急さんにも会うことができました。二年ぶりのライブ!!時の流れって早い。
自分にとって最後になるかもしれない、と思って望んだライブだったので、いろんな人におかえりなさいって言ってもらえたり、会いたい人たちにも会えて嬉しかったなぁ。
フォロワーさんと奇跡的に連番だったり、TEFB名古屋では言えなかった自己紹介の口上が言えて嬉しかったり、SAY NOの稜海に失神しかけたり、殺戮のユーキさんにひいひい言ったり、タクヤさんの髪色が好きすぎてスクリーンに映るたび固まったり、ライブを通してタカシ君の頑張りに心の底から感動したり、黄色のペンライトを見てユースケ君が恋しくなったり。
billion beatsでタクヤさんとリョウガさんが「流れ星だぁ!」って言ったのに割と大きい声で「本当だぁ!」って言ってしまったのは恥ずかしくて埋まりたかったけどな。私は6人が絶対幸せになりますようにってお願い事したよ。

最初から寂しくて悲しくて泣いてしまうのではないか、それは超特急に失礼なんじゃないか、超特急と楽しい時間を過ごすために来た周りの8号車さんの気分を害してしまうのではないか、と始まる前はたくさん考え事をしてしまって緊張していましたが、いざ幕が上がってしまえば、あまり泣くことはありませんでした。
思い出深い曲とか歌詞に揺さぶられてしまって、彼らが好きだな、と泣いてしまうことはあったけど、それ以上も以下もありませんでした。主旋律ばかりでなく、ハモりを歌うタカシ君に嬉しくなってしまうくらいで。Burnの合唱の時、ペンライトの波と、勇気づける歌詞と、その全部を中心に集めてる5人が眩しくて綺麗で苦しかったな。6人ともみんな絶対に幸せになってほしいな。

ただ、体に染み付いた癖というものはアドレナリンが出てるライブ中だからこそ無意識に出てしまうようで、バッタマンの冒頭、「1」で思いっ切り右手を上げてしまったとき、一番悲しくなりました。一番、大好きだった推しの不在を感じました。
だから、6人を受け入れても、吉野さんに気持ちの整理がついても、もうきっと他でもない私自身の問題で、一瞬も悲しまずに応援するのはこの先ほぼ不可能で。その事実が情けなく悲しく思います。

でも、あの場にいて、精一杯コールしながらメンバーと一緒に踊って、仲良しやり取りに笑って泣いて、世界観に魅了されて。
超特急好きだな、ライブ楽しかったなって、そう思えた事も紛れもない事実で本心で、むしろそう思える部分が大きくて、それを見失わないでいたいなとも思いました。



残酷にも、本当にこの世界に永遠って無いんだと、悪夢の2年前と去年とを通してたくさん思い知りました。もしかしたらその瞬間を今年も目にしてしまうかもしれないね。嫌だな。
でも永遠を望まずにいるのって凄く難しくないですか?幸せであればあるほど、好きであればあるほど、ずっとこのままでいたいなって思ってしまいませんか?
だって幸せの終わりなんて見たくないもん。悲しいもん。苦しいもん。寂しいもん。
信じたせいで何回も傷付くのに、それでも信じてしまうんですよ。人間ってそういうものなんだと思います。そうやって生きてくしかないんです。
もう二度とあんな思いはしたくないし、今も「脱退」の二文字を何よりも恐れているしなんなら見ただけで吐き気がするし、2人の音源はもう聞けない自分が悲しいけど。
それでも「この瞬間は宝物」なんだもんね。永遠なんて無いって言う割に、一緒に永遠を願ってくれる超特急さん、ずるいよなぁ。好きだなぁ。
また6人に絶対会いに行きたいな、今からその時が楽しみだな、と思えるのが今とても嬉しいです。




本当はもっと早くに書き切る予定だったのに、書いている最中にPRIZMAX解散の知らせを聞いて泣き喚いていました。今やっと少し落ち着きました。
みんなで話し合った結果であること、最後のステージが用意されてること、それは嬉しいな、と思います。嫌だよ、寂しいよ、と嘆くことしかできない現状が二年前には無かったから。


永遠を信じられなくなってしまった(私含む)オタク〜〜〜〜〜!!絶対幸せになろうな〜〜〜〜〜〜!!!!美味しいもの食べてたくさん寝てたくさん笑おうな〜〜〜〜〜〜!!!!


2020年は、大切な人達と、その人の大切な人達が、一緒に居られて幸せをたくさん共有できる一年でありますように!